DDNEWSが選ぶ12月の注目選手:サンクトペテルブルク・エンゼルス
ロマン・シュストロフ 1959年にサンクトペテルブルクで生まれ、レーピン芸術アカデミーを卒業。1980年代後半から作家の人形のジャンルで活躍。ロマン・イヴァノヴィチは高等ファッション・応用芸術学校の人形学科で教鞭をとる。数年間、人道主義大学で教鞭をとる。90年代末にロシア芸術家連合のメンバーとなる。2000年代初頭より、人形芸術家、プロ、アマチュアを結びつける国際組織MOACのメンバー。
彼の作品はとてもわかりやすく、少し奇妙で、それぞれにピーターズバーグ的なムードがあり、外は灰色のようだが、中は光と優しさに満ちている。
このアーティストの作品は、展覧会や美術館、ギャラリーだけでなく、サンクトペテルブルクのカフェのウィンドウや街角でも、同胞への贈り物として目にすることができる。
マリア・カシャネンコは色彩豊かで個性的な人形作家だった。
張り子、木、織物、石などを使って、かわいくて楽しいキャラクターを作った。
彫刻家のロマン・シュストロフと芸術家のマリア・カシャネンコは15年前に結婚した。
亡くなった衛生兵を追悼するカルポフカの『悲しき天使』は、ロマンとマリアの最後の共同プロジェクトだった。
サンクトペテルブルクの人形遣いのカップルは、2つの未完のプロジェクトを持っている。近い将来、ペトログラードスカヤ側にローマンの彫刻「ペテルブルクの老婦人」が登場するかもしれない。公園を散歩していたシュストロフは、年配で古風で、犬を連れた「真のサンクトペテルブルクの女性」を見つけた。
ローマンの最新の夢は、マティス島に芸術的で公共的な空間を作ることだった。
アーティストの作品は、ロシアをはじめ、フランス、ノルウェー、アメリカなどの個人コレクションに収蔵されている。
ペテルブルクの天使博物館は、ロマン・シュストロフとその妻マリア・カシャネンコを記念して開館した。 出版物を読む
写真はインターネットのオープンソースより